☆ロヴァニエミ
【一年中サンタクロースに会える!北極圏の入口の町】
フィンランドの首都ヘルシンキから飛行機で飛ぶこと約1時間20分。北極圏の数キロ南に位置する町”ロヴァニエミ”。一年中サンタクロースに会える町として有名です。
また世界的にも著名なフィンランドの建築家”アルヴァル・アールト”によってつくられた美しい街並みもロヴァニエミの魅力のひとつです。
ロヴァニエミ市内からバスで10分ほどの場所にあるサンタクロース村(サンタクロース・ヴィレッジ)は、本物のサンタクロースに会うことができ、フィンランドの中でも人気スポットです。
その他には、ラップランドで暮らす先住民である”サーメ人”のしきたりに従い、テントの中で焚き火を囲んで行われる「北極圏入村の儀式」も、北極圏の入口の町として有名なロヴァニエミならではのアクティビティとして人気があります。
そして、オーロラ観測所より入手した情報をもとに、その日オーロラが見られる確率の高いポイントへ連れて行ってくれるオーロラバス”モイモイ号”もロヴァニエミの町から出発しています。
○ヘルシンキからロヴァニエミに行く交通手段として、夜行寝台列車「サンタクロース・エキスプレス」や「オーロラ・エキスプレス」もお勧めです。 |
☆サーリセルカ
【フィンランド屈指のオーロラ観測スポット】
北緯68°に位置し、ラップランド最北のリゾートと知られる”サーリセルカ”はフィンランド屈指のウィンター・リゾート地であり、有名なオーロラ観測スポットです。小さい町なので明かりもほとんどなく、町中からでも充分にオーロラを観察することができます。晴天時のオーロラ観測率は70%と言われています。
サーリセルカの町は、フィンランドにある33ヶ所の国立公園の中でも2番目に大きいウルホ・ケッコネン国立公園内にあり、夏ならハイキング、冬ならクロスカントリースキーが楽しめます。
公園内には原生林の森や湖や滝など、手つかずの自然が多く残っており、トナカイなどの野生動物に出会うなんてことも・・・。また、すぐそばにスキー場があり、いろいろなアクティビティを体験することもできます。
○ホテル カクシラウッタネン
郊外に建つログ・コテージタイプのホテル。屋内からオーロラ観測が可能なガラスのホテル「ガラス・イグルー」もあります。 |
☆ヘルシンキ
【フィンランドの首都。落ち着いた趣のある街】
数々の諸外国からの支配を経て、独立を果たしたフィンランドということもあり、街の中には、いろいろな文化を感じとることができる。ロシア正教のウスペンスキー寺院は、その代表ともいえます。
○ヘルシンキ大聖堂はカルル・エンゲルが設計した、ヘルシンキの象徴となる建物。その先にはヴァイキングライン、シリアラインの発着する湾が広がる。国立美術館のゴッホや、セザンヌ、ロダンの作品群も魅力です。 |
☆タンペレ
【自然と文化を感じよう!森と湖とムーミンの町】
ヘルシンキに次ぐフィンランド第2の都市”タンペレ”。
緑の木々と湖に囲まれた町は美しく静かで、文化的で落ち着いた雰囲気。まさに森と湖の国フィンランドのイメージにぴったりな町と言えるでしょう。
タンペレは、”シルヴァー・ライン”、”詩人の道航路”といった周辺の湖を巡る観光船の発着点の町にもなっているので、ゆったりとフィンランドの自然を楽しみたい人にはおすすめです。
また、タンペレには世界中の人々から愛させれているムーミンの博物館があります。
雷鳥をモチーフにした斬新なデザインが目を引く市立図書館の1階がムーミン谷(ムーミン博物館)となっています。博物館内部には、原画、スケッチ、1200点を越えるコレクション、ムーミンの家などの物語のシーンを再現した40以上のミニチュアなどムーミンファンは勿論、それ以外の人々も魅了してしまいます。
○1902〜1907年にわたって建築された” タンペレ大聖堂 ”は、フィンランド・アール・ヌーヴォー様式の代表作品。この地方特有のグレーの御影石で装飾された外壁はもちろん、室内にある聖書をモチーフにしたステンドグラスも必見です。
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